
江戸時代、交通や労働の担い手として活躍した馬の安全や安産などを祈って建てられました。
庚申塔は、庚申待ちを行った祈りの記憶を刻む碑です。道教思想では、庚申の日の夜に“三尸(さんし)の虫”が抜け出して罪を天帝に告げると寿命が縮むと信じられ、人々は夜通し眠らずに身を慎む“庚申講”を村人が集まって行いました。その記念として建てられた庚申塔は、村の安全や五穀豊穣を願う象徴として街道や辻に残されています。船橋では西夏見や坪井のほか、八木が谷周辺の旧農村地帯にも多く見られ、地域の地形や集落の成り立ち、民間信仰の姿を今に伝えています。
住所
〒274-0056 船橋市神保町119-2
アクセス
御堂前三咲方面バス停先30m左側。京成松戸線三咲駅よりバス6分、御堂前下車徒歩1分。
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