日蓮宗 光明寺


 大同3年(808)創建と伝わる玉井山光明寺は鎌倉時代、真言宗から日蓮宗に改宗。文亀元年(1501)には中山法華経寺第八世日院上人が隠棲と伝えられる古刹。明治8年(1875)、本堂を校舎に小学校が開校。子弟の教育に尽力した教師、松村直江の「頌徳記念碑」が建つ境内は枝垂れの桜や梅の木など花木が多く静かな佇まい。本堂から少し離れて『萩堂』と呼ばれる祖師堂がある。竹林に囲まれた小高いところ。飛騨の匠が萩材を用いた事が由来で、明治元年(1867)再興の現在の建物にも一部古材が使われているそうだ。

住所

〒274-0081千葉県船橋市小野田町616

アクセス

北総線小室駅より徒歩17分。

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